原作:はなみ子 / 原案:AhCO
こんにちは!ほいらく園のコーナーです。
3歳なりたて
ほいらく園で先生とおしゃべり中ののあちゃん。
先生「のあちゃん、お誕生日おめでとう! 何歳になったのかな?」
そう、のあちゃんは、お誕生日を迎えました。
のあちゃん「しゃんしゃい(3歳)!」
のあちゃん、はっきり言います。練習していました。
でも、同時に出した右手の指は2本しか立ってない。
はっとしたのあちゃんは、左手で右手薬指を立てようとします。
よいしょ、よいしょ。
まだ3本目の指がサッと立てられません。
のあちゃん「しゃんしゃい(3歳)!」
3本立った指を見せながら、改めて言い直しました。
先生は感動して、パチパチ。
先生「3歳のおててができたね〜」
まだお手々には、2歳の名残があるのあちゃんでした。
お誕生日が来る前の日から、次、何歳になるのか練習するお友達も多いのではないでしょうか?
まだできなくても、間違えても、大丈夫だよ。
何か、一つずつでもできることが増えたら、いっぱい褒めて上げるのが、親や大人のお仕事です。
3歳だけど
お母さんとのあちゃんは、スイミング教室の見学に来ています。
のあちゃん「ぷーる たのししょ〜」
お母さん「のあもやってみる?」
プールが見える控室で、スイミング教室の様子をガラス越しに見てました。
のあちゃん「おかあしゃんといっしょにしゅる〜」
のあちゃん、興味があるご様子ですが、お母さんと一緒がいいね。
お母さんは、紙に書いてあるスイミング教室の内容をチェック。
お母さん「お母さんと入れるのは、2歳までなの。のあは3歳だから一人で入るのね」
それを聞いたのあちゃんは、、
のあちゃん「…のあ、にしゃい(2歳)…」
3歳だけど、寂しそうに自分を2歳だよアピール。
お母さん「スイミングはもう少し大きくなってからにしようか」
のあちゃん「うん」
ほっとするのあちゃん。
まだ2歳でいたい時もあるよね。
子どもって、大きくなるのは嬉しいけど、たまに自分を小さくアピールする時がありますよね。
そんな時は、寂しく感じていることが多いのかも。
安心させてあげるよう声を掛けたらいいのかもしれません。
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