この記事では「主婦だけど、岡山市で保育士を目指したい」「岡山市で働く保育士には、どんなメリット・デメリットがあるの」といった悩みを解決していきます。
未経験から保育士を目指すことは、ワクワクする気持ちと同時に不安な気持ちもあるでしょう。この記事では「岡山市は保育士になりやすか」と「保育士になる方法」について紹介しています。
また、岡山市で保育士になるメリット・デメリット、助成制度についても解説しているため、現在から保育士になるまでのイメージがしやすいですよ。
将来、保育士になるためにも、ぜひ最後まで読み進めて情報を把握してくださいね。
岡山市は主婦でも保育士になりやすいのか
岡山市は、主婦でも保育士になりやすい環境です。
なぜなら、岡山市は待機児童が多く保育所の受け入れ体制が整っていないからです。
厚生労働省の調べ(平成29年4月1日の情報)によると、岡山県の待機児童数の多さは全国で8位。
市区町村別の待機児童数でみると、東京都世田谷区に次いで岡山県岡山市は2位という結果です。
全国と比べると、待機児童数が多い現状といえます。
岡山市だけでなく、県全体で力を入れて待機児童数を減らす努力をしているため、主婦からでも保育士になりやすい環境です。
主婦が岡山市で保育士になるには
主婦が岡山市で保育士になるには、主に5つの方法があります。
- 保育士養成学校(大学・短大・専門学校など)を卒業
- 児童施設で5年以上7200時間の実務経験
- 平成3年3月31日以前に高等学校を卒業した人
- 児童施設で2年以上2800時間の勤務(高等学校など卒業が条件)
- 一般の大学や短大、専門学校を卒業
「時間が無い」「資金が無い」などの理由が無い限りは、保育士養成学校を卒業し保育士になることがおすすめです。
なぜなら、5つの方法の中で1番簡単に保育士になれるからです。
保育士養成学校に通えば(大学は4年・短大や専門は2〜3年)、保育士試験を受けず保育士になれます。
ですが、他の方法で保育士になるには、必ず『保育士試験』で合格しなければいけません。
保育に関する知識がゼロだと、独学で試験に挑戦するのは厳しいでしょう。
なので、よほどの理由がない限りは、保育士養成学校を卒業し保育士になることがおすすめです。
補足:『保育補助』といった、資格が無くても保育士の仕事をする方法もありますが、裁量が少ない・助成補助が出ない可能性があるなどの点から、将来は保育士資格を取得していきたいですね。
岡山市で保育士になるメリット・デメリット
岡山市で保育士になると、メリット・デメリットどちらもあります。
メリット・デメリットは、以下の通りです。
- 就職先を見つけやすい
- 助成制度が充実
- 忙しい
- 辞めづらい
以下の章から、詳しい解説をしていきます。
あなたが保育士になったことをイメージしながら、読み進めてみてくださいね。
メリット就職先が見つけやすい
1つ目のメリットは、就職先が見つけやすいことです。
なぜなら、待機児童数が多く保育所があっても人員が足りていないためです。
現状でいうと、様々な保育所で求職をしている保育士を取り合いな状態。
保育士資格を取得後は、簡単に就職先を見つけられるでしょう。
メリット助成制度が充実
2つ目のメリットは、助成制度が充実していることです。
岡山市では、賃金の上乗せや奨学金補助、宿舎の手当てなどで、助成金を受け取ることができます。
また、保育所の入園調整の加点もあるため、子どもを入園させやすくなりますよ。
保育士として、安心して働ける助成内容が設けられています。
ここまでは、メリットを紹介してきました。
しかし、岡山市で保育士になることはメリットばかりではありません。
デメリットについても、しっかりと理解しておいてくださいね。
デメリット忙しい
1つ目のデメリットは、忙しいことです。
人員がギリギリな保育所も数多くあるため、個人に割り振られる仕事量が多くなるのです。
特に行事前などは、残業が当たり前になり定時に帰れない可能性も高くなります。
毎日ではないにしろ、忙しいことを理解しておくと良いですよ。
デメリット辞めづらい
2つ目のデメリットは、辞めづらいことです。理由は、保育所に人員が少ないからです。
誰かが辞めることで、在籍者の仕事量が増えたり、保育園の保育人数を減らしたりなど、通常に運営ができなくなる可能性があります。
「周りに迷惑をかけたくない」といった気持ちが強くなり、辞めづらくなるのです。
【重要】岡山市は保育士への助成制度が充実
岡山市は保育士が働きやすくなるための、助成制度が充実しています。
助成制度の内容については、以下の表をご覧ください。
- 毎月、賃金の2%が上乗せで支給(月額平均で約6,000円程度)
- 採用から3年間、奨学金返済の補助を受けられる(月額10,000円が上限)
- 園が宿舎を用意する場合は、3年間実質無料で入居できる(月額60,000円が上限)
- 入園調査の際に加点の対象となる(10点または5点)
参考:岡山市ホームページ
岡山市で保育士になれば、以上の助成制度を受けられます。
金額にすると、最大で72,000円もの補助で、ちょっとした贅沢もでき生活が大変ラクになりますよ。
また、保育士になることで入園調査の加点対象となるため、子どもを保育施設へ預けやすい環境になります。
子どもを持つ女性にとって、働きやすくなる制度ですよね。
詳しい内容については『岡山っ子育成局保育・幼児教育部保育・幼児教育課』に問い合わせると、詳しく教えてもらえます。
問い合わせ先についても記載しておくので、気になる人はチェックしておいてくださいね。
岡山っ子育成局保育・幼児教育部保育・幼児教育課
所在地:〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号
電話番号:086-803-1228
ファックス: 086-231-1572
お問い合わせフォーム
保育士になり岡山市の未来を明るく導こう
岡山市では、保育士を随時募集しています。
現状は保育士が足らず、全国で上位に入るほど待機児童を抱えている岡山市です。
「自分1人が保育士になっても現状が変わらないのでは」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、ひとり一人が岡山市に貢献したいと思い保育士になることで、待機児童数をゼロに近づけられるでしょう。
岡山市の未来を明るく導くためにも、あなたの力が必要です。
ぜひ保育士として活躍し、待機児童で悩む家庭を1世帯でも多く救えるよう、一緒に力を合わせて頑張りましょう。
【主婦が岡山市で保育士になる方法】まとめ
今回は、主婦が岡山市で保育士になる方法や助成内容について紹介してきました。
最後に改めて内容についておさらいしておきましょう。
- 保育士養成学校(大学・短大・専門学校など)を卒業
- 児童施設で5年以上7200時間の実務経験
- 平成3年3月31日以前に高等学校を卒業した人
- 児童施設で2年以上2800時間の勤務(高等学校など卒業が条件)
- 一般の大学や短大、専門学校を卒業
- 毎月、賃金の2%が上乗せで支給(月額平均で約6,000円程度)
- 採用から3年間、奨学金返済の補助を受けられる(月額10,000円が上限)
- 園が宿舎を用意する場合は、3年間実質無料で入居できる(月額60,000円が上限)
- 入園調査の際に加点の対象となる(10点または5点)
参考:岡山市ホームページ
岡山市では、保育士が安心して働ける環境が整備されています。
保育士資格を取得し、やりがいのある仕事を行いながら、待機児童数ゼロを目指しましょう。
あなたが、岡山市で保育士として活躍し、明るい未来を切り開いてくれることを願っています。
記事執筆者:ヤード